採用率が3%以下だからといって優秀な講師という訳ではない

よく語学学校のホームページには「優秀な講師」「最高の講師陣」などの宣伝があるのを目にすると思います。

 

そして、講師の良さを表現するためですが、講師の採用率数%や3%以下という宣伝もよく見ますね。

採用率の低さなんて優秀な講師かどうかにはあまり関係ないんですけどね。

 

実際にCAEAも学校の方針を転向した2015年12月から採用基準も大幅に変更した結果、講師の採用率は常に3%を切っている状態です。

採用率の低さなんて関係ないと言いながらなぜ「CAEAは優秀な講師がいる」と言うのかはこれから説明していきますが、実際のところはホームページを見ているだけではそれが本当かどうか信憑性が低いですよね。
 
「100人来て3人しか採用しないの?ほんと??」と思うのが普通ですが、全く誇張なしに本当なんです。

きっと、そうやって宣伝している学校はだいたい本当なんだと思いますよ。

 

ちなみに、現在は一度講師の募集をすると1週間で30人ほどの応募があります。
採用までの流れを説明すると以下のようになります。
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写真は4週間分の履歴書の束
 
CAEAでは書類だけで落とすことは余程でない限りしていませんので、まず一次試験として「TOEIC模試」を受けてもらいます。最低限リーディングパートで80%以上あれば一次試験は突破ですが、この一次試験でだいたい30人いれば6~8人程度になりますね。

 

正直なところリーディングパートで80%は点数で言えば400点程なので、合計で言えば平均850点前後ですからTOEIC900以上を基準にしている学校と比べれば低いですが、英語の話せない日本人がたった3か月程度で650点から850点になるようなテストだけで講師の良い悪いを計ることはできないとも考えています。
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100点満点ですが、上記は全て不採用の得点ですね。
ちなみに、この写真では日系、韓国系問わず語学学校での講師経験者ばかりなんですよね。。。

 
次に二次試験では「発音チェック」と「デモンストレーション」です。

ここでは「どういう内容の授業をするか?」はあまり問題ではなく「授業をしている時の空気感」「丁寧かつリズムよく授業をコントロールできるか」などをチェックしています。

 

ここで毎回3人前後に絞られ、二次試験を突破すれば三次試験の面接をして仮採用という形になりますが、まだまだ終わりではありません。

 

CAEAの基本授業には「スピーキングメソッド2種類」「リスニングメソッド2種類」この4種類があります。

まず、20時間でスピーキングメソッドの一つを習得率80%まで上げてもらいますが、それを達成できなければここで不採用となります。
他校でどれだけ優秀な講師だと評価されていても必ず全員行いますし、TOEIC満点でも達成できなければ不採用です。

 

三次試験で3人残っていたとすれば次に残るのは0名~2名ですね。

そして、それを突破した人は残りの15時間で習得率100%を目指し、最後に一つ目のメソッドを実際の生徒に教えても良いレベルになっているかどうかで採用、不採用が決定されます。

もちろん残念ながら1人も残らないことも多々あるのが学校としても辛いところです。
何故なら講師へのトレーニング期間中にも新人講師への給料とトレーナーの時間を割いていますからね。

 

現実に2016年2月で言えば110人程の応募の中で採用されたのは4名しかおらず、そのうちの1名はすでにギブアップしていますので1ヵ月掛けて3名しか採用できなかったことになり、採用率で言えば約2.7%というところですね。

 

ただ、勘違いの無いように言えば、採用率が3%以下だから優秀な講師だということは無いので注意してくださいね。
 
あくまで、講師としての最低基準を求めているうちにそうなってしまっているだけですので、CAEAの採用基準が高いなんてことは全く思ってもいません。
 
ただ、その上でCAEAの講師が優秀だと言い切る自信があるのは、一連の採用テスト後にCAEAの初期トレーニングを突破し、基礎のメソッドを習得した上で講師の採用を決めているからです。
 
ただ、能力が高ければ講師ができるなら学校の運営も楽なんですが、講師はあくまでサービス業なのでそれだけじゃないんですよね!

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