■60代男性「聴き取れなかった音を聴き取り答える力が付きました。」

60代男性

「今まで聴き取れなかった音を聴き取り、思ったことをとっさに話す力が付きました。」

1.カエアにたどりつくまで

私は、退職を前にした12月に海外で1ヶ月ほどの語学留学を体験しようと決めました。最初は、イギリスへいこうと考えていたのですが、いろいろ調べたところ語学の向上を目的とするならマンツーマンで指導してくれるフィリピンの語学学校が適していると考えました。

続いてフィリピンの語学学校について調べましたが、シニアの私が世話になるなら、個室で、バスタブやウォシュレットがあり和食が食べられ、あまり沢山の生徒を指導していない語学学校が望ましいと考えてカエアにたどり着きました。カエアとは、私の希望や指導内容等についてメールでやりとりしましたがいつも返信が早く、的確なリプライだったので、ここなら間違いないだろうと思いました。

実際に来てみて、その決定は間違っていなかったと思います。

カエアは HOTEL ASIA内にあります。HOTEL ASIAでは問題が生じればスタッフがすぐに対応してくれます。和食はかなりの品数がありますし、部屋のポットにサービスウォーターを貰え、週3回のランドリーサービスがあるなど細かな配慮があります。

ホテルの立地はCAPITOLと呼ばれる州政府庁舎にほど近い場所にあり、ジャパニーズヘルプデスクのあるセブ・ドクターズ大学病院が5分、買い物の出来るROBINSONSスーパーマーケットが10分ほどの所にあり立地条件は良好です。

2 語学学校カエア/CAEAについて

セブ・アメリカン・イングリッシュ・アカデミー Cebu American English Academy(以下カエア)は2012年12月に設立され、HPでは学生定員数は30名、日本人スタッフ2名となっています。講師の先生方は私が来た時には20名ということでした。生徒は4月中旬は10名程でしたが、GW時期には16名に増えました。私のように年配の方もいらっしゃったのでシニアも安心です。

カエアからは入学申し込み前に「申込規約」が送られ、入学成立後にカエアガイドブック、空港ピックアップ確認証等が送られてきました。ガイドブックには、「1学校について、2宿泊について、3食事について、4生活について、5空港到着後の流れ、6持ち物・渡航について」が示されており参考になりました。

これで分からないことはメールでやりとりするか、直接学校まで電話連絡もできます。
私も、海外旅行保険等の確認のために電話しましたが、セブの日本人駐在スタッフから的確な指示をいただきました。

到着時にもらうスタートキットには、「1挨拶、2安全、3オリエンテーション、4誓約書、5写真・動画の利用、6請求書(ID+SSP)、7その他」が挟み込まれており、上のガイドブックに続く内容と入校日に提出するもので構成されています。

3 カエア(CAEA)の授業について

入校初日のオリエンテーションでは、誓約書、移民局への写真等を提出した後、Speaking、Writing、Listeningのレベルチェックテストが併せて1時間ほどあり、その後スタータキットを使って学校や授業、周辺についての説明がありました。

その後と午後には早速授業に入り、私は当初「Speaking & TOEIC COURSE」を取っていたのでTOEICで2時間、PS(Practical Speaking)で1時間の授業がありました。その後に、個別のガイダンスがありテスト結果が知らされますが、私の場合はSpeakingが苦手で、4週間という短い期間でSpeakingに特化して強化しようという考えからTOEIC対応の授業は止めてSpeakingだけで進めてもらうようにお願いしました。

通常授業は、朝8時から始まり50分授業10分休憩で11時50分まで4コマ。
80分の昼休憩をはさんで、午後は12時10分から50分授業10分休憩で4コマ行い17時に終わります。

授業は私が知っているのは、①PS(Practical Speaking)とよばれるスピーキング能力向上のための授業、②SBS(Side By Side)イラストとトピックを元に講師とロールプレイを行う授業、③Listeningパソコンやビデオを利用してリスニング能力を向上させる授業、④Phonics発音や聞き取り向上のための授業、⑤Talk about あるテーマについて1分間~3分間自分で組み立てを考えスピーチを行う授業、です。

この他に、⑥Review 既に行った授業を復習して定着させる授業、⑦TOEICに特化した授業が、あるいは希望によってビジネス英語、CNN聞き取り等、希望によって柔軟に対応されているようです。

私は、最初の週の水曜日の授業が終わった後、SBS(Side By Side)と呼ばれる授業2コマもPSに切り替えてもらうように頼み、木曜日からの一日の授業は4コマ①PSを取り、あとは1コマずつ③Listening、④Phonics、⑥Review、⑤Talk about を取り一日8時間授業にしてもらいました。

カエアでは日本人スタッフが、生徒が授業を受けているすぐ近くに常駐して仕事をしているため、話が通りやすく、希望した授業変更に対する対応も早くてたいへん助かりました。

4 最後に

休日は、気の合った方とボホール島の遊覧飛行に出かけて、チョコレートヒルズや美しい海と珊瑚礁を上空から見て楽しんだり、あるいは、フィリピンの貧困家庭の子ども達の支援(NPO法人セブンスピリット)の活動を見学して感激したりしています。

肝心の英語は、講師達に熱心に教えてもらっており、今まで聴き取れなかった音を聴き取る耳や、思ったことをとっさに英語で口に出すスピーキングの形は出来てきたと思います。残りの一週では、日本へ帰ってからの英会話学習の手がかりを掴むための目途を付けようと思っています。

追記

持ち物については、カエアのガイドブックに記されていますが、私が特に必要であると思ったものを付記します。たいていの消費財は、こちらで手に入れることができますが、日本と多少差があります。(個人差により必要の無いものもあると思います)

1)のどあめ→PSやフォニックスでは50分大きな声を出すので、日数に併せて。

2)使い捨てマスク→良く効くエアコンの部屋で休むため、のどの弱い方は日数分を持参。

3)整腸剤→緊張のせいでしょうか。私は多少お腹が緩みがちでした。

4)部屋用の旅行スリッパ→滞在の長い方は、くつろげて便利だと思います。

5)スペアの電池→こちらで購入しましたが、電池の持ちが悪いように思いました。

6)ペーパータオル、除菌ウェットティッシュなど→きれい好きな方は。あると便利です。私は、小さめのラップを持って行き、コップの覆いに使って便利でした。

7)文具・嗜好品→ノート、鉛筆、消しゴム、マーカー、ボールペンなど。アヤラモール4Fにはステーショナリーがあり、スティックのりやスコッチテープなど購入しました。また、ドリップのコーヒーや入浴剤は気分転換になります。紅茶は、こちらで購入したアールグレイが気に入って飲んでいました。

8)その他→外出にはウェストバッグとザックが役立ちました。

以上、参考になるかわかりませんが、お役立てください。

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